ヘルマンハープ・梶原千沙都オフィシャルブログ

ヘルマンハープ・梶原千沙都のオフィシャルブログです。ヘルマンハープの音楽事業家として、福祉と音楽をつなぐヘルマンハープでの新しい日独友好の文化交流、そして生涯教育活動をトータルプロデュースしています。

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西宮まちたび博 ヘルマンハープの体験型博覧会です! 

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みなさま、春もたけなわとなりましたね!
春のイベントから、街を旅する博覧会「西宮まちたび博」の「ヘルマンハープ演奏体験とF.L.ライトゆかりの洋菓子を味わう」のイベントをご紹介します。
今年の会場は、旧甲子園ホテル。大正時代から昭和にかけて花開いた阪神間モダニズムを代表する建築物です。
有名な建築家、フランクロイド・ライトの愛弟の設計とあって、どこを歩いても水平のラインの美しさや細工のみごとさにウットリです。


他にも80以上のプログラムが用意されていて、お菓子の街を代表してアンリシャルパンティエさんや、酒蔵の街を代表して大関さん、白鹿さん、海の街ということでセーリングの体験ツアー、六甲山を控えて爽快乗馬体験、えべっさんの総本山西宮えびす、甲子園スペシャルスタジアムツアーなどなど、街中が乗り出して観光イベントを繰り広げます。
参加者のみなさんは、音楽のお好きな方ばかり。自分のお好きな曲のテーブルに分かれて、講師から楽譜の読み方をまず習います。
《ハッピーバースデー》や《さくらさくら》、《スマイル》、《見上げてごらん夜の星を》など、童謡、日本曲、映画音楽などいろいろな曲に初挑戦しました。お二人で1台のハープを使うので、ことばを交わしながら、見知らぬ人どうしもすぐなかよくなられます。
ワークショップの練習タイムでは、楽しそうな笑い声があちらこちらから聞こえくるんですよ。


今回は「西宮市に一番長く住んでいた人にCDをプレゼント!」というサプライズの企画がありました。
そこで、「10年以上西宮市に住んでいる人は立ってください!」と言うと、ほとんどの人が立っています。
「20年以上…」「30年以上…」まだまだ何人も立っています。なんと最後は西宮市に60年以上住んでいる方がプレゼントをゲットしました。
私はこれまで11回引っ越しをしましたので、同じところに60年も住んでいるということにとても感動してしまいました。

最後は、ご覧のようにみなさん練習した腕前を披露しました。
旧ホテルの吹き抜けのオープンなサロンなのですが、生音でヘルマンハープがよく美しく響くのです。こんな会場はまたとありません。
日華石と素焼きタイルの壁を用いた重厚な建築素材は、こんなに広い空間でもヘルマンハープの繊細な音を響かせるのですね。


華麗でモダンな姿は「東の帝国ホテル、西の甲子園ホテル」と並び称されたこの旧甲子園ホテル。舞踏会では作曲家山田耕筰がオーケストラを指揮したそうです。建築物のご見学もぜひおすすめです!

「美しき音色と共に ドイツ7日間の旅」が中止になりました

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6月22日から予定していたドイツツアーですが、3月22日に発生した連続テロ事件を受け、今回中止となりました。ベルギー全土でのテロ警戒レベルが最高の「4」に引き上げられ、ドイツでも警戒を強めているそうです。ご参加いただくみなさまの安全を第一と考え、とても残念ですが、ヨーロッパの情勢が落ち着き次第再度催行するということになりました。

今は何処の国で何が起こるかわからない状況なので、一日も早く、ヨーロッパの人々が安心して生活できて、世界の人々が行き来できる落ち着いた世の中になりますように。

あまりに残念なので、昨年ヘルマンハープの開発者、ヘルマン・フェー先生の80歳のお祝いでドイツに行った時のおもしろい小話をいくつか・・・。

まずは、たべものから。

★ホテルの朝食で、「果物のサラダもいかがですか?」と聴かれたので、「ではそれも」とお願いすると、どんぶり鉢ほどの大きさの果物が山盛りで出てきました。



★こちらはシュネーバルというお菓子。生地をひも状にして巻きつけてボールにして揚げます。そしてお砂糖をまぶして雪合戦の雪玉にしたお菓子です。1個がソフトボールぐらいに大きいです。



★ホテルのバルコニーで仕事をしていたら、隣の部屋の女性が
「ハッピーアワーよ!今なら半額よ!」と教えてくれたので思わず買いました。



★笑える失態です。
ドイツにはツビーバック(上)という赤ちゃんのウエハースのようなお菓子があります。それを忘れていて、和ラスクをドイツの方にお土産に渡しました。「あ~ツビーバックだわ!」の声にがっくり。忘れていたけど、赤ちゃんのウエハースなみのものをお土産持ってきてしまいました。そういえば、ラスクって気取ってるけど、ツビーバックに砂糖をまぶしただけでした。



★とどめは飲み物編。
歩き疲れて入ったカフェ。アメリカンコーヒーを頼んだら、普通のコーヒーにお湯を添えて出してくれました。



次は医学編。
★ドイツは医学の国。市販のお薬はとてもよく効きます。胃腸をこわして熱をだし、薬局に駆け込みました。部屋に薬を並べて安心感に浸って眠りました。



★ヘルマン・フェー先生ご一家とともに近くの町へ散歩に行きました。すると、石造りのおうちのかべに美しい標識が。ここは、あのアルツハイマー博士の生家ですって。



次は街角編です。
★オクセンフルトという町のとっても美しい木組みの家々。



★石畳とおうちの壁と花壇が一体になっています。



★ホテルに飾ってあった100年前の手書きの領収書。どの国も、昔の人の字はきれいですネ。



★フランクフルトの恋人たちの願い橋です。橋に鍵をかけるとカップルが幸せになれると言われているそうで、端から端まで鍵がぶら下がっています。実は鍵が重くて、橋がもはや危険な状態とか。



★ローテンブルクのケーテボールファートはいつもプレゼントを買いに立ち寄るお店。一年中、クリスマス用品を売っています。



★ヘルマンハープの開発者ヘルマン・フェー氏のおうちですよ。いつ見ても夢のようにステキです。



来年はみなさまとごいっしょに訪ねることができますように!
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